10月に入り、暑い日も続いていますね。
この時期は、台風も多くなり雨漏れ等のお問合せを多数頂きます。
本日は、棟換気についてのご紹介です。
こちら、屋根に取り付ける棟換気です。
住宅事故の9割以上は屋根や外壁からの雨漏りや漏水によるもので、その原因の一部に結露が含まれます。
冬は暖房をガンガンに付けるので、外気との温度差で結露が発生しやすくなりその結果、窓や屋根裏等の見えない場所にも結露が発生します。
お家の構造体が湿気や結露で腐り、雨が降っていないのに雨漏りしたりする事が発生するケースがあります。
そこで「棟換気」を行います。
空気には暖かくなると軽くなり上昇します。この特性を利用し、屋裏の最下部である軒から新鮮な空気を取り入れ、かつ屋裏内に暖まった空気を屋根の一番高い場所で排気することを「棟換気」と呼びます。
普段は見えない場所なので気に掛けませんが、ご飯やお風呂の湯気がホワホワと上に上がるように、屋根裏・天井裏はあたたかい空気や湿気がたまりやすいのです。
屋根裏の換気を促す為に屋根の棟の部分に空けた穴に、雨が入らないように、そして空気は通るように取り付ける、特殊加工した蓋です。
棟換気を設置することで、屋根裏を外気との温度差を少なくし、湿気や暖かい空気を外へスムーズに排出することができます。
施工例
取付でなく、塗装を行うことでより長持ちすることが出来ます。
ご興味をお持ちの方、お問い合わせをお待ちしております。
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